検察庁法改正案は、なぜ炎上したのか

2020年5月24日

少し前に、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグが飛び交い、大炎上しましたね。では、国民は一体何に反対しているのか。この問題の本質はどこにあるのか。調べてまとめてみました。

出来るだけ事前知識が無くても読めるように書いたので、まだどんな話か分かっていない方は、これを読んで興味を持って下さると幸いです。

では、本編に移ります!

検察庁法改正案について

まずは、この検察庁法改正案がどんな内容なのか。見てみましょう。

そもそも、検察って何?

簡単に言うと、検察は、政治家を含めた国民を裁判にかける権利がある国家公務員です。日本国民なら、例え政治家であっても、悪いことをすれば検察に取り締まられてしまいます。

刑事事件を起訴にするか不起訴にするか、決められる権限を持っているのです。これを、起訴独占主義と言います。

「HERO」というドラマをご存じでしょうか。僕は見たことないのですが、検察が独自の捜査で事件を解決するものらしいです。

そう、検察官は、1人1人が単独で捜査をすることが出来るのです。これを、独任官庁と言います。

捜査も起訴も出来る。検察の権力は凄まじいのです。

ちなみに、検察になる為には、司法試験を突破する必要があります。選挙で選ばれる訳ではありません。

改正案の内容

  1. 検察官の定年を、63歳から65歳に引き上げ
  2. 次長検事と検事長は、63歳になった翌日から検事になる
  3. 次長検事と検事長は、内閣が定めた事情がある場合、定年を1年間、延長出来る
  4. 更にもう1年間、内閣が定めた事情がある場合、定年を延長出来る
  5. これらのことは、内閣や法務大臣が変更できる

内閣は、次長検事と検事長の定年を、最大で2年間、延長できるようになったのです。

この改正案は、2022年4月1日に施行されます。

これと並行して、国家公務員法の解釈変更も進みました。1年を超えない範囲で、国家公務員の定年を延長できるというものです。

そちらはもう、閣議決定されています。

国家公務員法は、国家公務員に向けた法律であり、検察も当てはまります。

どんな理由で、国民は反対しているのか

では、国民はどの部分にどう反対しているのか。調べてみましょう。

時期を見直せという批判

1つ目は、時期についてです。

ただでさえ新型コロナのことで忙しいんだから、こんなこと話している場合じゃない!という考えですね。

歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんは、この考え方でtweetしたみたいですね。(現在、そのツイートは消されています)

もっと情報を見たい!という方はこちら

黒川検事長の定年延長問題

2つ目は、黒川検事長についてです。つい最近、賭けマージャンで検事長を辞任を要求されていますね。(2020/05/22現在)

黒川検事長の定年延長問題は、検察庁法改正案ではなく、国家公務員法の解釈変更によるものです。

国家公務員の定年を、特例で1年間延ばすことが出来る、というものですね。

検察は、政治家であっても裁判にかけることが出来ます。よって、独立性が無ければいけないのです。

もし内閣と検察がズブズブの関係だったら、内閣が汚職をしても、裁かれないように裏で偽装工作をする可能性がありますからね。

検察のポストが内閣に左右されていいのか

検察の定年を、最大で3年間、延ばすことが出来る、というのは、先ほど説明しましたね。検察庁法で2年、国家公務員法で1年延ばすことが可能です。

68歳まで検察の幹部が必要ならそうすればいいし、必要ないなら、元から65歳までにすれば良い、という考え方です。幹部がずっと上にいては、権力が腐敗してしまいます。

定年を延ばす基準が存在しない、ということも問題視される部分の1つですね。

この問題を自分なりに考えてみて

では、ここから僕の意見に移ります。

クリティカルシンキングについて

はい、急に意味わからないタイトルですね。ですが先にこれだけは言っておきたい!という意見があるので、先に述べます。

物事を多方面から見る力、クリティカルシンキング。この検察庁法改正案の問題では、その力が問われているような気がしました。

僕は初めに、橋下徹さんのYouTubeを見たのですが、これがまた分かりやすい。本当に分かりやすいです。コメント欄を見る限り、そのようなコメントで溢れかえっていました。

そのYouTubeはこちら

そこが穴です。分かりやすい説明を聞いてしまえば、それが真実なんだと、感じてしまいます。その時に、

確かに分かりやすいけど、本当にその情報は正しいのか?

と疑ってかかる姿勢が重要だと、コメント欄を見て感じていました。

なんでもかんでも橋下さんの意見を盾にして、この問題を切る人がいますが、これを機に、自分で調べて考えてみる、という訓練をしてみてはいかがでしょうか。

僕の意見

先ほどは偉そうに言いましたが、僕は法律の知識をほとんど持っていません。この件に関しても、まだ勉強してから1日目です。

よって、初心者がちょっとだけ調べると、こんな意見が出てくるのかーという程度で聞いてください。

この問題の論点は、検察官の人事に、どれだけ内閣が干渉していいか、というものですかね。(多分)

僕は、この問題に関しては、内閣は割かし干渉しても良いと考えています。理由は、内閣は僕らが選挙で選んでいるからです。

そこで汚職を検察に隠してもらうような内閣なら、選挙で辞めさせれば良い話ではないか、と思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。検察庁法改正案について、ご理解いただけたでしょうか。

かなり複雑な問題なので、分からないところがあったら、調べてみてください!僕もまだまだ勉強不足なので、何か追加情報があり次第、追加したいと思います!